こんにちはKです。
地元開催となった東京オリンピックは大変盛り上がりました。なんと金メダル27個という素晴らしい結果となり、日本人選手の強さを知る事ができましたし、コロナ禍で賛否両論があるなか、感動をいただくことが出来ました!ありがとう!
でも熱い夏はまだまだ終わりません!まもなく8月24日からはパラリンピックが始まりますよ!
コロナ感染が広まってきている中で、中止を求める声もあがってますがオリンピックの感動をもう1度!パラリンピックの無事開催を祈ります。
さて、今回紹介させていただきますのは、過去パラリンピックにも出場し今回でなんと5回目のパラリンピック出場となるレジェンド「島川慎一」選手です。島川慎一選手は車イスラグビーで活躍する選手で、今大会の車いすラグビーは団体競技で金メダルを獲得する可能性の1番高い競技と言われていますので、是非皆さんにも知っていただきたいです!
それではみて行きましょう!
島川慎一選手の経歴と戦歴
氏名:島川慎一(しまかわしんいち) Shimakawa Shinichi
生年月日:1975年1月29日 46歳
出身地:熊本県玉名郡長洲暢
所属:BLITZ/バークレイズ証券株式会社
在住地:埼玉県所沢市
種目:車いす(ウィルチェアー)ラグビー
クラス:3.0
過去の主な戦歴
2001年:オセアニアゾーン選手権 3位 ベストオブルーキー賞受賞
2002年:世界選手権 8位 個人賞受賞
2003年:オセアニアゾーン選手権 3位 個人MVP受賞
2004年:アテネパラリンピック 8位
2005年:オセアニアゾーン選手権 3位 個人ベストプレーヤー賞受賞
2006年:世界選手権 5位 ベストプレーヤー賞受賞
2007年:オセアニアゾーン選手権 4位
2008年:北京パラリンピック 7位
2009年:オセアニアゾーン選手権 3位
2010年:世界選手権 3位
2011年:オセアニアゾーン選手権 2位
2012年:ロンドンパラリンピック 4位
2013年:オセアニアゾーン選手権2位
2014年:世界選手権4位
2015年:オセアニアゾーン選手権 優勝!
2016年:リオパラリンピック 3位
2017年:トライネーションズウィルチェアー国際大会 優勝
2018年:IWRFウィルチェアー世界選手権 優勝
2019年:車いすラグビーワールドチャレンジ 3位
過去の大会の順位に注目してください!少しづつ少しづつ順位が上がっていると思いませんか?過去のパラリンピックも徐々に順位が上がってます。前回が銅メダルだから今回は!?となりますよね。団体で金メダルが一番近いと言われるのも納得です。
島川慎一選手は元々障がいはなく、サッカーをし手遊ぶようなごくごく普通の男の子だったそうです。でも特に得意ではなかったとのこと。
21歳の時に交通事故にあってしまい、四肢に麻痺の残る障がいを負ってしまいました。全く興味もなかった車いすラグビーに出会ったのは友人に無理やり車いすラグビーの試合観戦につれていかれた1999年。
信じられないボディーコンタクトや俊敏なチェアワーク、速さに夢中になり島川慎一選手も自分でやろうと決心したそうです。
そして、同年11月には日本選手権に初出場を果たしました。
同年ですよ?わずか数カ月で日本選手権に出場なんて普通考えられないですよ!当然、島川慎一選手の血の滲むような努力が1番ですが、間違いなく非凡な才能を秘めていたんでしょうね!
国内外のリーグで個人賞も獲得するほどの活躍をしていて、所沢市拠点のチーム「BLITZ」も創設しました。日本選手権8回優勝の名門として君臨しています。
パラリンピック5回目、そして車いすラグビー界での活躍、貢献を鑑みれば島川慎一選手は間違いなくレジェンドと呼ばれるに相応しい存在で、チームの精神的支柱です。
スキー界のレジェンド 葛西紀明さんのような存在ですね!
車いすラグビーのルールとは?
車いすラグビーは4対4で行われるスポーツで、選手の障がいの度合いに応じて点数が与えられています。7段階あり障がいの重い方から0.5~3.5点となっていて、出場する4人の合計が8点を超えてはいけないというルールになっています。女性がチームに入る場合は1人につきチームの合計持ち点から0.5点引かれる措置もあります。
障がいの軽い男性が4人でて有利にならないよう公正を保つためのルールですね。
通常のラグビーのように車いすでのタックルも認められていますので、音も相まってそれは激しい光景を目の当たりにでき、観戦する側をも興奮の渦に巻き込みます!
その激しさゆえに「マーダーボール(殺人球技)」とも呼ばれているそうです。恐ろしや、、
ボールは細長くなく丸いボール、男女混合、前にもパスが出来るというところも大きな特徴です。
通常のラグビー同様、頭脳戦の側面もあるので要注目です!
島川慎一選手まとめ
島川慎一選手の経歴や戦歴・ルールなどを見てきましたがいかがだったでしょうか?
・島川慎一選手はなんと5回目のパラリンピック出場のレジェンド!
・自らもチームBLITZを創設し、名門と呼ばれるまでになる
・パラリンピックでの成績はどんどん順位を上げている!メダルの期待大!
・スキー界でいう葛西紀明選手のような存在!
是非、悲願の金メダル獲得してほしいですね!皆さんで応援しましょう!