いよいよパラリンピックが始まりました。
東京オリンピックはメダルラッシュに沸いた大会となりましたね。東京オリンピックが閉幕してしまってから少し時間はたってしまっていますが、まだまだ終わりではありません。
今大会は地元開催ということで東京オリンピック同様、東京パラリンピックも盛り上がる事間違いなしです。テレビでの放送枠も例年よりも多くされています。
そこで今回紹介するのは、東京パラリンピック陸上「ユニバーサルリレー」代表選手の生馬知季選手です。生馬知季選手は「チーター走法」を駆使しメダルを狙います。
そんな生馬知季選手はどのような人柄なのでしょうか?調べてみました。
さっそく見て行きましょう!
生馬選手の人柄や経歴
名前:生馬 知季(いこま ともき)
生年月日:1992年4月26日 29歳(2021.8現在)
出身地:和歌山県有田市
所属:GROP SINCERITE WORLD-AC(グロップサンセリテワールドアスリート クラブ)
クラス:T54
ニックネーム:いこまちゃん
趣味:爬虫類採集・飼育 ウッドバーニング(焦がし絵)
座右の銘:一意専心
障がい:二分脊椎症
生馬知季選手はとても整った顔立ちでとってもかっこいい上、上半身が筋肉ムキムキという男らしいナイスガイです。
先天性の障がいのため幼少より車いすでの生活を余儀なくされました。そのため上半身、特に腕を酷使する事が多く、若い頃から吐出する筋力を得たそうです。
中学時代は車いすバスケットをしていたが、陸上競技を始めたのは高校生の頃で当時は目立った成績は残せていなかったという。これだけの肉体をもってしてもダメだったんですね。上には上がいるものです。
県庁へ入庁してから23歳になった時、同じパラ陸上選手だった松永仁志選手と出会い県庁を退庁し岡山へ移住しました。
その翌年にはなんと日本パラ陸上選手権を制し一気に才能を爆発させたんです。パラアスリートの方々は本格的に競技を始めてから活躍するまでの期間が本当に短い方達ばかりです。
現在ではパラ陸上車いす男子200mの日本記録保持者で今大会パラリンピック初出場。
座右の銘は一意専心とありますがどういう意味か調べてみると「他に惑わされず、ひたすら1つの事に集中する事」とあります。目の前の競技に集中し臨むという事ですね。
生馬知季選手の二分脊椎症という障がいは現在10000件に6めい程度の発症率といわれているそうで、神経障害の1つ。個人差もあるようですが発生部位から下部の運動機能や感覚が麻痺し内臓にも影響があるとされています。
生馬知季選手の過去の戦績
2017年:世界パラ陸上ロンドン T54クラス100m 決勝進出
2018年:関東パラ陸上 T54クラス 200m 日本新記録
2019年:キャンベラ国際大会 T54 200m 日本記録更新
:世界パラ陸上ドバイ出場
200m日本記録 24.84秒
日本新記録を樹立、そして自ら更新と200m日本記録を保持しています。
上記していませんが、短距離に限らず国内大会において車いすハーフマラソンで優勝の経験もあります。
生馬知季選手の走りはチーター走法と言われています。それは時速100キロ以上で走るチーターの体に注目、体がうねうねするのをみて内から力が生み出されるような体の使い方が出来るようにならないといけないと感じたため、体幹トレーニングや倒立歩行を取り入れた。
結果、チーターからヒントを得、走りに生かしたということで「チーター走法」と名付けられました。
新種目ユニバーサルリレー
パラリンピック新種目となるユニバーサルリレーに生馬知季選手は出場するが、聞きなれない競技だと思います。
ユニバーサルリレーのルールは1周400メートルのトラックを4人でリレーする競技です。出場の4人は、「視覚障害選手」「切断・機能障害選手」「脳性まひ(立位)選手」「車いす選手」の順に走ります。男女構成比は2:2と定められているのと、各カテゴリーで最も軽度な障がいの選手は2人まで。
車いすの生馬知季選手はアンカーとなります。3走から4走へのバトンタッチは特に難しく、初動は遅いが一気にスピードに乗っていく車いすはすぐに止まることができず、絶妙なタイミングを狙っていくと3走が追い付けず助走ラインを超えてしまう危険があるためです。それで過去大会ではミスがあり負けてしまった経験もあります。
レース全体と3走から4走へのバトンタッチも見どころのひとつです。本番では是非うまくいってほしいですね!
生馬知季選手まとめ
いかがだったでしょうか?地元東京開催のパラリンピック大変盛り上がっています!オリンピック陸上競技の中でもリレーは特に盛り上がりますが、パラリンピックでもユニバーサルリレーは負けない盛り上がりを見せるはずです!是非みなさんで応援しましょう!